昇進しても給料が上がらない理由|会社を賢く使って年収を上げる方法


日ごろ仕事を頑張ってやっと昇進したと思ったら給料がまったく上がってないってことありませんか?

それ以外にも、昇進したので手当てが減り給料が変わらない、役職に就くことでスズメの涙の役職手当が付いたせいで残業代がなくなり給料が減った

ひどい話だと名ばかりの役職だったというのも…

僕も薬剤師として10年以上働いていて昇進しましたが、給料が上がらず仕事だけが増えた経験があります。

労力に全く見合いませんでした…

その時、僕は考え方を変えて副業に専念するようになりました。

そうすることによって会社で昇進してもあれほど上がらなかった年収をアップすることに成功したんです。

今回は、

昇進しても給料が上がらない

 

給料が上がらずやる気がでない

 

給料(年収)を上げたい

 

給料を上げたいけど今から転職するのはめんどくさい

 

自分の会社での上限が見えてしまったので会社の地位なんてどうでもいい

というような人に、会社は今のままでかつ、会社を賢く利用して年収の上げる方法について話していきたいと思います。

また、記事の後半には僕がやって来たことを紹介させていただきました。

それではまいりましょう!

 

Contents

 

昇進しても給料が上がらないパターンと本当の理由は?

昇進しても給料が上がらない、上がったとしても微増。

また、昇進することによって給料が減るということも聞いたことがありますし、僕も体験しました。

これはどうして起こることなんでしょうか?

名ばかりの役職

昇進しても給料が上がらない理由の一つは『名ばかりの役職』というのがあります。

年齢的に役職をつけていないとまずいということで役職がつくからです。

また、社外的に役職をつけていないと取引がスムーズに進まないために役職が付くことも。

ただ、会社内ではそれほど昇進していないため給料が上がっていないというケースになります。

僕も薬剤師をやっていて店舗社員から本部社員に昇進したことあるんですが、一般職のかたは本部社員手当というのが付いていましたが、薬剤師はつかないという不思議。。。

仕事だけが増えて給料は上がらないという経験をしました。

役職が付いて残業代がなくなった

昇進して給料は上がるけど年収は下がるということもあります。

この理由は、昇進して役職手当が数千円つくようになりますが、役職が付いたことにより残業代が付かなくなることが原因です。

そのため、平社員で残業をして残業代を貰っていたほうが給料が高くなるケースも発生します。

僕の会社でも薬局長になると手当てが約1万つきます。

1万は大きな数字ですが、僕の会社は1時間残業すれば3000円なので約4時間残業すれば昇給額を超える給料をもらうことができます。

でも、薬局長になると残業はあまり申請できません。

そうすると薬局長になったほうが給料が下がるということがでてきます。

実際、僕の方が薬局長より貰っていることもありました…

これをみていると薬局長になりたくないですし、薬局長の立場からすると仕事へのモチベーションがなくなってしまいます。

役職が付いて手当てが無くなる

こちらは上記の残業代の話に似ていますが、役職が付いたことによって手当てがなくなり給料が変わらないというの例もあります。

給料の差が付きすぎるのはいけないという理由からだったと思いますが、僕の会社には『調整給』というものがありました。

新入社員の時はうれしいんですが、昇進して昇給したことによりこの調整給が無くなって結局は給料は同じ額が続くということになるのです。

昇進しても給料が上がらない本当の理由

給料が上がらないという理由で、会社が自分を評価してくれず昇進しないからというのはまだわかります。

でも、会社が評価もしてくれて昇進したにもかかわらず給料が上がらないのはどうしてでしょうか?

給料が上がらない理由を、僕も社長に聞いたわけではないので100%あっているかどうかわかりませんが、、、

以前、会長や社長が『人件費が会社の中で一番重たいんだ!』とおっしゃっているのを何回も聞いたことがあります。

おそらくこの人件費が経費の中で大部分を占めているという考えが根本にあるので、昇進しても給料が上がらないのではないかと思っています。

昇進して給料を上げてしまうと人件費が上がってしまう。

そうならないためにもあの手この手を使って、昇進という形をとってやる気を出させつつ、給料(=人件費)は据え置きにしているのではないでしょうか。

まぁ、規模が大きくなればなるほど社員数が増えるので、個人にとってはちょっとの金額が、合計で莫大な金額になるのであまり昇給させたくないのはわかるんですが…

昇進しても給料が上がらなければ仕事へのやる気がなくなっていきますよね。

さらに今後、年金がもらえなくなるかもとかいろいろ言われて将来が不安なので、年収を上げたい場合はどうすればいいのでしょうか?

それは会社を賢く使っていくという方法があります。

会社を賢く使って年収を上げる方法

会社に尽くして昇進していけば、年収が上がって老後が安泰という終身雇用制度が崩壊したという話は聞いたことがあると思います。

また、あの世界のトヨタでさえ、

「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」

という話をされています。

会社に尽くしても給料が上がらないのであれば、自分で給料以外の収入源を確保していくという方法をみつけなければなりません。

そのためにはまずは会社を賢く使って行きましょう。

会社からライフラインとして給料をもらいつつ、給料以上の仕事しない。

そうしたできた時間で副業などをして年収を上げていくのが一番効率的だと僕は思っています。

会社を賢く使いましょう!

会社に勤めていればほぼ必ず手に入るものがあります。

それは、毎月決まったタイミングで振り込まれる給料と、福利厚生です。

こういうのは使ったほうがいい!

コロナの影響で仕事が減ったりした場合、フリーの方だと仕事が減る=給料が無くなるに直結します。

ですが、会社に勤めていると会社が倒産しない限りは給料が振り込まれます。

給料があることによって最低限の生活(ライフライン)ができる保障がされていますので自分の生活を給料で守りつつ、人生の質を上げたり、副業して年収をアップさせることが可能になんです。

そのために会社を賢く使う方法を簡単に説明させていただきます。

■会社では現状維持を目指す

会社で昇進しても給料が上がらないのであれば、昇進を目指さず現状維持を目指しましょう。

昇進すると昇進した分仕事が増えていきます。

また、やる気をなくして仕事をしなくなると評価が下がってボーナスが下がったり、下手するとリストラ対象になります。

そうならないとために現状維持を心がけて及第点を取っていきましょう。

欲を言えばリストラ対象に上がらないように現状維持+αができればなおいいかとは思います。

ちなみに、

「現状維持は後退である」

という格言を聞いたことがあるかもしれません。

が、ここでは戦略的な現状維持です。

会社では現状維持かもしれませんが、人生という客観的な視点から見ると前進していますので気にしないでおきましょう。

■無駄な残業や付き合いを断る

さらに自分の時間』というものをしっかり確保していきましょう。

自分の時間を確保するために、無駄な残業や付き合いでしているような残業をなくしていきます。

自分が楽しいのであれば仕事終わりの飲みなどは行っても良いんですが、仕事終わりの飲み会などの付き合いは自分の大切な時間やお金を浪費するものです。

お世話になった人のお別れ会など、どうしてもという場合以外は断って自分の時間を確保しつつ、大切なお金も守ります。

このように会社を賢く使って、給料を手に入れ、自分の時間を確保出来たら次は年収を上げたり、人生の質を上げていきましょう。

時間やお金を自己投資して副業で年収アップ

会社を賢く使ってできた時間を副業に使うことで、給料以外の収入源を確保でき年収を上げることもできます。

副業といっても簡単に稼げるものがあるのか?と思われるかもしれません。

自分でやったらなかなか稼げないかもしれませんが、自己投資してショートカットも可能です。

これは給料という生活に必要な最低限のお金があるからこそできることなのです。

ちなみに自己投資は副業を紹介している本を買ってきたり、とか、2万円ぐらいの教材を買うなど少額からでもできます。

サラリーマンでもできる副業がどんなものがあるのか知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

コロナ不況で在宅でも稼げる副業は?サラリーマンにオススメ9選!

実際、僕もある時から会社を使うということを意識して、浮いた時間で副業を始めました。

そうすることによって年収アップに成功したんです。

僕が会社を使って年収アップをさせた方法

ここでは僕が会社を賢く使って年収をアップさせて方法について話していきたいと思います。

僕が昇進しても給料が上がらないと悟ったのは店舗社員から本部社員になった時でした。

昇進しても給料が上がらない…

一般職の方は、本部社員になると本部社員手当が付いていたんですが、なぜか薬剤師は本部社員手当が付かないというおかしな決まりがありました。

給料は上がらないのに仕事だけが増えていく日々に何かおかしいな…と思っていたんです。

また、本部社員だからといって昇給するのにも店舗社員より厳しく、さらに、残業の申請をしても許可が下りないこともありました。

昇進したら給料が増えると思っていたんですが、昇進したら会社にやりがいを搾取されているという形だったのです。

また、僕の上の課長もそれほどもらっていないことに気がつきました。

そこで僕はこんな仕事やってられないと思い、店舗に戻してもらったのです。

このあたりの詳しいことはプロフィールに書いてますのでご興味がある方は見てみてください。

プロフィール

会社を賢く使って時間の確保

店舗に戻った僕は給料以上の働きをしないように割り切りました。

他の人は評価を上げてもらおうと給料以上に働いていたんですが、この会社の上限が見えていたので働く気になれなかったのです。

そのため、残業を極力せず定時に帰り、付き合いもほとんど断り自分の時間を確保して副業に専念しました。

会社に勤めていて良かった点は、給料という最低限の生活を送れるライフラインは毎月手に入っていたので焦る必要もないところでした。

副業で年収アップ

僕がやっていた副業はトレンドブログという成果が出やすいものではあったんですが、2016年の暮れに副業を始めて、2017年には96万円年収をアップさせることに成功。

月収でいうと8万円アップしたことになります。

8万円、月収をアップさせるなんてどれぐらい昇進したらできることなのか、、、

さらに2018年は250万円、2019年は170万円と年収をアップさせることに成功しています。

この間、僕は会社で昇進を一切していません。

昇進していなくても課長や部長の給料を追い抜くことに成功しました。

このように会社の給料でライフラインを確保しつつ、給料に見合った仕事はするがそれ以上はせず、しっかり自分の時間を確保する。

その確保した時間で副業をして年収をアップさせるというのが会社を賢く使って年収を上げる方法になります。

まとめ

いかがでしたか?

僕が副業を選んだのは将来への不安と会社にやりがいや人生を搾取されるだけで終わるのが嫌だったからです。

そのため、会社を出来るだけ上手に使ってやろうと思うようになったのです。

そこから時間を確保し、副業をすることによって昇進する以上の年収を得ることが出来ました。

ただ、これは会社をサボろうと言っているわけではありません。

給料はもらっているので給料に見合った働きはしっかりして、昇進するため&評価されるための仕事はしなくてもいいんじゃない。ということです。

その余った時間や体力を副業に回そうよ!というお話なのです。

僕は副業に費やしましたが、そんなにお金を一生懸命稼がなくてもその余った時間を趣味や家族と一緒に過ごすことに使って人生の質を上げる人もいらっしゃると思います。

とはいえお金が無くなったら困りますので副業などを少しずつするのもオススメします。

ちなみにそんなに都合よく会社を使っていいのだろうか?と思われるかもしれません。

ただ、時代は僕たちの味方をしてくれています。

キングコングの西野亮廣さんも、

『会社はプラットフォームのように利用できる会社か情がある会社しか必要ない』

 

『会社が利用できなくなったらその会社は終わる』

とおっしゃっています。

むしろ今後は賢く使われるぐらいの会社じゃないと、社員に魅力的に映ってこなくなってくるというわけです。

なので安心して会社を賢く使っていきましょう!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。