オードリーの若林正恭さんの著書『ナナメの夕暮れ』を読みました。
今回はその『ナナメの夕暮れ』の感想やあらすじを書いてみたいと思います。
というかエッセイ集なのでネタバレってないですよね?(笑)
あんのかな?ないっすよね
ここだけの話、私は最初は読む気はなかったんですよ。。。(苦笑)
じゃ、なんで読んでんの?ってなると思いますが、それはある人に勧められて読んでみました。
そうしたら、、、、自分が思っていたナナメ上の良書でした!!!!!
Contents
『ナナメの夕暮れ』のあらすじ
オードリーの若林正恭さんの著書『ナナメの夕暮れ』
エッセイ集なのであらすじもへったくれもないとは思います。
思いますが、、、、
あらすじとしてはナナメの夕暮れは第1章と第2章に別れています。
が、第1章の中でも前半後半と少し別れているような気がしますので、読まれる方が気になったページから読めばいいとは思いますが、それは念頭に置いていてもいいかもしれませんね。
前半は考え方が自分探しの旅というか内面的な感じが主体になっています。
自分の納得いかない点や、嫌な所はどういうところなのか?葛藤をも書いている印象を受けました。
で、後半はどちらかというと内面を考えながらも、思考の視線が外側に向かっていっている感じですね。
前半の内容をふまえつつも、若林正恭さんがいうにはおじさんになってきたのかもしれませんが、少しずつそんな自分を受け入れる?許す?という感じで、書かれています。
第1章は「ダ・ヴィンチ」で2015年~2018年まで書かれていた連載です。
で、第2章は書き下ろしとなっています。
そんな感じのあらすじです(笑)
引用:https://www.danro.bar/article/11780981
『ナナメの夕暮れ』の感想&ネタバレ?
ちなみに感想を書こうと思っている、今、わかったんですが、、、(苦笑)
『ナナメの夕暮れ』ってタイトルって、ナナメにいろいろ考えている自分がそろそろ終わりを迎えているという意味合いなんではないんでしょうか?
若林正恭さんという才能の終わりというよりも、若林正恭さんの内面的な成長によって、以前持っていた価値観が借りつつあり、その価値観が終わりを迎えているの『ナナメの夕暮れ』
これがネタバレといえばネタバレですかね。
最後のほうに辻褄を合わせるために「だいたいわかった」からという言葉を使っているように思うんですが、それよりもこの『ナナメの夕暮れ』という言葉のほうがしっくりきますね。
で、ここから感想に入っていきますので読み飛ばしてもOKです。
今までの自己啓発系のこんな学びがありました!という感想ではなく本当の感想なので!
若林正恭さんの苦悩というか内面が知れる本となりました。
若林正恭さんがいろいろなことを気にされているんだな~と。
全てが若林正恭さんに同調するつもりではないんですが、
「飯なんてなんでもいいと思っていること」
「表参道とか六本木を歩くと吐き気がすること」
「イルミネーションに感動なんてしたことがないこと」
なんてまんま自分にあてはまってます。
片頭痛もちのつらさもわかっているつもりです。
ちなみに片頭痛とかくのか、偏頭痛と書くのか悩んだりしますね。
まぁ、気になって調べて見ると片頭痛のタイプによってかき分けるっポイですが「だいたいわかった」ので忘れていましました。
ただ、
なんでみんなネクタイが苦しくなのだろう?
本当は我慢しているのだろうか。
それとも、もう慣れてしまったのか。
はたまた、最初から全然苦しくなかったのであろうか。
この辺りは最初は疑問に思ってましたけど、慣れてその疑問を忘れてしまうタイプでしたね。私は。
なので、若林正恭さんほど生きづらさを感じることは少ない方だと思います
が、若林正恭さんの考えていることというか生きづらさというか、それがこのナナメの夕暮れを読みながらなんども『わかるわかる』と頷いていました。
若林正恭さんはそろそろ自分探しと社会探しを終わろうとしてますが、私はまだまだ絶賛自分探し中なのかもしれませんね。
30代を過ぎてもまだ。。。
ちなみに若林正恭さんのきっかけは若林正恭さんのお父さんの他界だったかもしれません。
※まえけんさんの他界もきっかけの一つだったと思います。が、まえけんの場合は若林正恭さんも腑に落ちてる感じで書かれているんですが、お父さんのことはまだ腑に落ちていない気がするんですよね。。。
というか、最後まで腑に落ちないんじゃないかな?とさえ思ってしまいます。
やっぱり人生で何か転換期があるのはそういった時なのかもしれませんね。
で、どんな感想を言いたいか?というと、、、
この若林正恭さんの『ナナメの夕暮れ』は万人受けするものではありません。
ただ、刺さる人には刺さるだろうという話です。
ポジティブな人はこの本はそっと棚に戻してください。
少しでもネガティブな要素を持っている人は読んでください。
ただ、そのネガティブな人の中でもポジティブになろうとする人にはお勧めしません。
そんな本です。
最後に一つだけもう少し書いて欲しいな~と思ったのは、若林正恭さんのお父さんが他界された辺りの心の中をもっとみてみたかったです。
おそらく意識的に書いてはいないんだろうな~というのがわかりましたが、、、
私的にはおすすめの一冊です!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを投稿するにはログインしてください。