ブログを書く人だと誰もが恐れるといっても過言ではないGoogle様のアップデート。
そのアップデートに引っかかるとアクセスが激減しまい、その結果、今まであった収益がなくなってしまいます。
考えただけでも背筋が凍る思いじゃありませんか?
実際、Twitterとかではアフィリエイターの方々がGoogleアップデート後、いろいろ叫ばれているのを目にします。
今回のGoogleアップデートにより、ブログのアクセスもアドセンスも激減。
1年前の約10分の1。
それでも続けていくのさ。
人生山あり谷あり。楽あれば苦あり。
壁に耳ありジョージにメアリー。— モンキー🐵 (@monkey1119) September 28, 2019
というような感じです。
あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、トレンドブログはGoogleアップデートに引っかかりづらいといわれています。
ですが、実はこれは嘘です!
だって私のトレンドサイトがGoogleのアップデートに引っかかってアクセスが激減してしまいましたから。
それも3度。
1度目は2017年3月に78,515円稼いでいたんですが、翌4月には13,608円
2度目は2018年4月に103,689円稼いでいたんですが、翌5月には61,657円
3度目は2019年5月に145,389円稼いでいたんですが、翌6月には45,509円でさらにその翌7月は21,815円となっています。
ただ、その後数か月で元あった収益まで回復させています。
このように今回はそのGoogle様のアップデートに被弾してから復活まで何をしたのかをまとめてみました。
ポイント①~現状を把握する~
アクセスがきていない理由を教えてくれる人がいれば、すぐにその人に理由を聞きたいですよね。
もしかするとGoogleのアップデートが原因でアクセス減しているわけではなく、ペナルティーが原因の場合はGoogle様がその理由を教えてくれます。
それをどうやって見るのか?というと、
手動のペナルティーがあるかどうか確認
Googleのアップデートのように自動でアクセス制限がかかっていればまだ改善のしようがありますが、手動でペナルティーを喰らっていると改善が難しいといわれています。
そんな手動のペナルティーにかかっていないかを調べる方法になります。
Googleサーチコンソールを開いていただき、『セキュリティと手動による対策』を開いてください。
次に、『手動による対策』をクリックしてください。
それで、『問題は検出されませんでした』と表示されていれば手動でのペナルティーには引っかかっていませんのでご安心ください。
ポリシー違反がないかをチェック
次に、ポリシー違反が多いため自分のブログに制限がかかっているかもしれないので、ポリシー違反を調べる方法です。
※ポリシー違反の場合はアクセスが通常通りで、アドセンスが表示されないことが多いので念のための確認と思ってください。
Googleアドセンスを開いていただき、『アカウント』をクリックしてください。
次に、『ポリシーセンター』をクリックしてください。
そうすると現状の自身のポリシー違反がわかりますので、確認してください。
これで影響を受けた全サイトなどがあるとポリシー違反で、アドセンスが表示されていない状態になります。
基本は、Google様のアップデートに被弾した場合は、手動のペナルティーもポリシー違反も表示されません。
この時点であった場合はそちらを対処していきましょう。
ポイント②~アクセスがきていない記事を消す~
自分がせっかく書いた記事。
消すのが惜しいのはわかります。実際、私もこの決断をするまで結構かかりました。
ただ、どうしてアクセスがきていない記事を消すのか?というと、その理由は、『アクセスが来ない=読まれていない記事≒低品質な記事』といえるからです。
トレンドブログでは似たような記事をライバルも量産します。
自分の記事が上位にいればいいですが、検索結果の4ページ目・5ページ目にある記事はGoogle様から低品質と評価されている可能性があります。
その為、アクセスがきていない記事を削除していきましょう。
各記事を確認してここ数か月のアクセス数を見て低いものを削除するので大丈夫です。
ズミの場合は2回目・3回目のアップデート被弾後、どちらも1000記事ぐらいありましたが、そこから400記事ぐらい削除することによって徐々にアクセスが戻ってきました。
これは、「400記事消せばいいんだ!」ではなく、アクセスが来ない記事を消してるとそれぐらいになったという話になりますので、人によってはこれよりも多い人もいれば少ない人もいると思います。
ちなみに、1000記事もすべてのアクセス数を解析するなんて面倒だよ!ってあなたは思っていると思います。
私もそうでした(笑)
そこで、ズミはアクセスがきていない=上位表示できていない記事だと考えて、上位表示されいない記事を消すことにしました。
上位表示できていない記事を調べる
上位表示できていない記事を調べるのにはGoogleサーチコンソールを使います。
検索パフォーマンスの『検索結果』をクリックしてください。
次に、日付を6か月ぐらいにしましょう。
理由としてはアップデートを喰らった後であれば検索順位は軒並み下がっています。
それで削除してしまうともったいないからです。
また、直近で書いた記事もまだまだ順位が上がっていく可能性もあるので削除しないために3ヶ月ではなく6ヶ月ぐらいがいいです。
最後に『適用』をクリックしてください。
次にグラフの上にある『平均掲載順位』をクリックしてください。
そうすることによって平均記載順位が表示されます。
次に、『ページ』をクリックしてください。
これでURLの掲載順位が出てきます。
あとはこれをcsvデータ形式にダウンロードすれば大丈夫です。
※csvデータ形式は後にエクセル形式に変換できます。
データが並んでいる表の一番右にある『↓』矢印をクリックして、エクセル形式でデータをいじりやすい『CSVをダウンロード』をクリックしてください。
そうすると自身のPCのダウンロードフォルダなどにダウンロードされるので完了です。
後は、エクセルで順位を降下順などにしてください。
何位から削除すればいいかなどの決まりはないですが、ズミの体感としては順位21位以下ぐらいから削除していきましょう。
ちなみに消すのも数百記事あれば面倒なので、ズミの場合は『Bulk Delete』というプラグインを使って一括削除しています。
ポイント③~悪質な被リンクを外す~
確かにリンクを貰っているとそれほどSEO的には高評価にはなるんですが、そのリンクの中にはまずいリンクもあります。
悪質なリンクとしては
・内容のないサイト
・スパムとされているサイト
・エラーとなっているサイト
・アダルトサイトなどの見るからに怪しいサイト
などです。
特にアダルトサイトとからのリンクはよろしくないので、そういったリンクはリンクを削除していきましょう。
Googleサーチコンソールにアクセスして、左側の下部にあるリンクをクリックしてください。
そうすると外部リンクや内部リンクがいろいろ表示されますので、上位のリンク元サイトの『詳細』をクリックしてください。
次のページでは外部リンクの一覧が出てきますので、その外部リンクの一覧をまたCSVデータ形式でダウンロードしましょう。
上部右側にある↓からデータをエクスポートを選び、『CSVをダウンロード』してください。
そこでエクセルで開き直すとURLが一覧で出てきます。
そこから悪質と思われる記事を削除していきましょう。
ただ、何が悪質かは判断できないので、なんとなく悪質だと思われるサイトを全て削除していきましょう。
例としては
・よくわからない海外サイト
・URLが文字化けしすぎているサイト
・アクセスした先がエラーのサイト
・アダルトサイトなどのやばいサイト
などです。
ちなみにリンクを削除するには
ドメインで削除する方法
URLで削除する方法
があります。
その方法もGoogle様が解説してくれています。
# 否認するページ 2 件
http://spam.example.com/stuff/comments.html
http://spam.example.com/stuff/paid-links.html# 否認するドメイン
domain:shadyseo.com
上記サイトで詳しく見ることが出来ます。
ただ、怪しいサイトはURLだけでなくドメインで一括削除してしましょう。
出ないと、URLだけだと他のページからリンクを送り直されることもあります。
怪しいドメインをテキストにまとめて保存しましょう。
次に、リンクの否認ツールのページにアクセスして、リンクを削除したい自分のサイトを選びましょう。
いろいろ説明文が出ますが、『リンクの否認』をクリック。
次に、先ほど作ったテキストを選択し、アップロードしましょう。
アップロードが上手くいくと、送信ボタンが押せるようになるので、最後に『送信』をクリックして終了です。
ちなみにアップロードした情報が反映されるのには数週間かかるようなので、リンクを否認したとしてもすぐにアクセスが回復するわけではないので待ちましょう。
ポイント④~ガバレッジエラーの修正~
これまたGoogleサーチコンソールを使うのですが、Googleサーチコンソールの中にはガバレッジというものがあります。
このガバレッジとは何か?というと、
カバレッジとは、Googleがインデックスしたファイル、またはインデックスをリクエストしたページの状態を表すレポートのことです。
カバレッジレポートのステータスには「エラー」「有効(警告あり)」「有効」「除外」があり、ステータスによってWEBページに問題があるかどうかを判断できます。
というものです。
なのでガバレッジエラーがあると何かしらページのインデックスにエラーがあるということです。
ガバレッジエラーの探し方は、Googleサーチコンソールでガバレッジをクリックしてください。
そこに表示があるエラー項目を修正していきましょう。
私の場合は現状、お見せできるガバレッジエラーがなかったのでこちらのページを参照してみてください。
参照:インデックスカバレッジとは?インデックスされない理由と解決方法を紹介!
ポイント⑤~リライト&記事作成
ポイント①~④でだいたいできることはやり切りました。
あとできることをやっていきましょう。
まずは、ポイント②で残した上位記事をリライトしていきましょう。
自分が書いた時より新しい情報なども出ているはずなのでそれを追記していきましょう。
また、Google様のアップデートは短くて3ヶ月に1度、長くて半年に1度あります。
自分の経験上、アップデートで落ちた記事は次のアップデートで順位が戻る傾向があります。
これはGoogle様がやりすぎてしまったのを調整しているからだと、自分では思っています。
その為、サイトの評価が少し戻ってくることがあります。
その際に新しい記事などがないと評価は少し戻った程度なので、新しい記事を書いておいて再度Google様に評価してもらうようにしましょう。
これはサイトを立ち上げた時に似ています。
アクセスが爆発する記事を書くことによってSEO強くなって、再度サイトの評価がよくなってきます。
それにより以前書いた記事も順位が戻ってくることがあります。
最後に、、、
上記をポイント①~⑤を実施することによって私の場合はアクセスが戻ってきました。
ただ、やはり半年ぐらいはかかるイメージです。
そのため、そのサイトに愛着を持っていない限りは、サイトを作り直したほうがトレンドブログでは早いかもしれませんね。
また、本文途中でズミの場合は2回目・3回目のアップデート被弾後上記のやり方でアクセスは戻ってきましたが、1回目のアップデート被弾時はサイトを作り直しました。
それはGoogle様が特に力を入れていたYMYL(Your Money or Your Life)領域の記事を書いていたため、どうしても上がらないと判断したためです。
YMYLとは
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略語で、Googleの検索品質評価ガイドライン内で「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」を指して使用されている用語です。
引用:https://www.seohacks.net/basic/terms/ymyl/
このようにどうやっても上がらないページは諦めるのも肝心です。
今のトレンドブログであればしっかりとした知識と力があれば、新しいサイトでも2~3ヶ月で月10万以上を稼ぐことは可能です。
Google様のアップデートを喰らったとしても諦めずに頑張っていきましょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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